2026年6月10日 - JOURNAL
「30坪って、子育て世代には狭いですよね?」
そんなことはありません。30坪でも、プランの工夫次第で「広い」と感じる家はつくれます。むしろ「広い家」より「狭く感じない家」の方が、暮らしやすいことが多いです。
視線が抜けると、人は「広い」と感じます。たとえば、玄関を入ったときにリビングの窓まで視線が届く間取りは、実際の広さより広く感じます。逆に、廊下や壁が多くて視線が止まる間取りは、同じ面積でも狭く感じます。「仕切りを減らす」ではなく「視線の抜け道をつくる」という発想が、空間を広く見せるポイントです。
天井を高くするか、逆に一部を低くしてメリハリをつけることで、空間の印象が大きく変わります。リビングの天井を2,600〜2,700mmにして開放感を出し、寝室は2,200mmに抑えてこもり感をつくる。こうした「空間の高さの使い分け」が、広さと居心地を両立させます。
古い戸建てのリノベでは、天井を撤去して梁を見せることで、予算をかけずに開放感を生むケースもあります。
「広い家なのに、なんか散らかって見える」という家と、「そんなに広くないのに、すっきりしている」という家。その差は、ほぼ収納計画で決まります。
ポイントは「使う場所のそばに、使う量の収納をつくること」です。キッチン横にパントリー、洗面脱衣室に衣類収納、玄関にシューズクローク。こうした「その場で完結する収納」があると、家が散らかりにくくなります。
・リビングと庭をつなげて、外の広さを内側から感じる
・廊下をなくして、その分をLDKや収納に充てる
・2階の子ども部屋は将来仕切れる大きな1室にしておく
・洗面脱衣室を広めにとり、家事動線の中心にする
・天井まで届く造作棚をリビングの一面に設けて、本・飾り・収納をまとめる
こうした工夫を積み重ねることで、「思ったより広い」という感想につながります。
「うちは狭いから……」と諦める前に、一度話を聞かせてください。インテリアショップ「ティーズガレージファニチャー」では、実際の家具のサイズ感と空間の関係を体感しながら、「どのくらいの広さで、どう暮らせるか」を一緒に整理できます。まだ何も決まっていなくて大丈夫です。