2026年6月3日 - STEP1|家づくり前
「築何年までの物件なら買っても大丈夫ですか?」
これもよく聞かれる質問です。結論から言うと、築年数だけで判断するのは危険です。大切なのは「築年数」より「建物の状態」です。
中古住宅を選ぶうえで知っておきたい基準が2つあります。
・1981年以降:新耐震基準
・2000年以降:現行耐震基準(木造住宅の接合部の基準が強化)
1981年以前の建物は旧耐震基準で建てられており、耐震補強が必要になるケースが多いです。ただし旧耐震基準でも、適切にリノベーションすれば現行基準と同等の性能にすることは可能です。
築20年前後:状態が良ければリノベの費用対効果が高い。設備の交換時期と重なるため、水回りの状態確認が重要。
築30年前後:断熱材が入っていないケースが多い。耐震性・断熱性能の両方を改善するリノベーションが必要になることが多い。
築40年以上:基礎・構造の状態確認が必須。状態が良ければ逆に価格が安く、大きくつくり変えるチャンスになることもある。
どの築年数でも、最終的に判断の基準になるのは建物の状態です。雨漏りの形跡・シロアリ被害・基礎のひび割れ・断熱材の有無。これらは内見だけでは確認しきれないことも多く、専門家による調査(インスペクション)が有効です。
私たちは内見に同行し、建築の視点から建物の状態を一緒に確認することができます。「この物件、買っても大丈夫か」という判断を、購入前にご相談いただくことをおすすめしています。