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インスペクションとは何か|費用・内容・活用法をわかりやすく解説

2026年6月10日 - 別記事

「買う前に、この家の本当の状態を知りたい。」

でも、どうやって調べればいいのか、費用はいくらかかるのか、わからない。そういった疑問を持ちながら、結局「まあ大丈夫だろう」と進めてしまう方が少なくありません。

インスペクション(住宅診断)は、その不安を数万円で解消できる手段です。中古住宅を購入してリノベーションを検討しているなら、物件購入前に必ず知っておいてほしい内容をお伝えします。

インスペクションとは

インスペクション(住宅診断)とは、建築士などの専門家が第三者の立場で建物の「健康状態」を客観的に診断するものです。売主・仲介業者とは独立した専門家が現地を調査するため、「売りたい側の都合」が入らない客観的な情報を得ることができます。

2018年の宅建業法改正により、不動産売買の仲介時にインスペクションの説明が義務化されました。とはいえ、実際に実施するかどうかは買主の判断に委ねられており、「説明されたけどよくわからなかった」という方がまだ多いのが実情です。

インスペクションで何を調べるのか

構造・劣化の確認
・基礎のひび割れや欠損
・外壁のひび割れ・雨漏りの跡・タイルの浮き
・木部の腐食や変色

床・壁・天井の状態
・レーザー計測による床・柱の傾き確認
・壁・天井のシミや変色

床下・小屋裏(オプション調査の場合あり)
・土台の腐食・シロアリ被害の有無
・断熱材の状態
・雨漏りの有無

目視で確認できる範囲の調査が基本ですが、オプションで床下・小屋裏まで潜り込む詳細調査も依頼できます。

費用の目安

5万〜8万円程度:目視中心の一般的な調査(50〜100㎡程度の住宅の場合)
8万〜15万円程度:床下・小屋裏まで含む詳細調査

「数万円かけるのは…」と感じる方もいるかもしれません。ただ、購入後に「シロアリ被害があった」「配管が老朽化していた」と判明した場合、その修繕費は数十万〜数百万円に及ぶことがあります。それと比べると、インスペクション費用は非常に小さなリスクヘッジです。

インスペクションを活用するタイミング

物件購入の申込み前・契約前が理想です。最も有効なのは、購入を本格的に検討している段階で、売買契約の前に実施することです。調査結果を見てから「購入するかどうか」「値交渉に使えるか」を判断できます。

ティーズでは、インスペクションの結果をもとにリノベーションの優先順位と概算費用をご提案することができます。「この物件にこの予算でどこまでできるか」を一緒に整理するために、物件購入前の段階からご相談をお受けしています。

※ インスペクションを断る売主・仲介業者がいる場合、その物件には何らかの問題が隠れていることがあります。断られた場合は、購入を慎重に検討してください。

ティーズからひとこと

「物件を見てきたけど、リノベできそうかどうかわからない」という相談が最もよくあります。インスペクションと合わせて相談いただくことで、建築と不動産の両面から「この物件を買うべきか、どこに費用をかけるべきか」を正直にお伝えできます。二級建築士・宅地建物取引士として、物件選びの段階から一緒に考えます。まずは話を聞かせてください。

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