2026年6月10日 - JOURNAL
「リノベで家の寿命を縮めることってあるんですか?」
あります。知らずにやってしまうケースがあります。ここでは、やってはいけないリノベと、その見分け方を正直にお伝えします。
「LDKを広くしたい」という理由で、耐力壁(地震の力を受け止める構造上の壁)や梁、構造柱を撤去してしまうケースがあります。耐力壁や梁、構造柱を撤去すると、建物の耐震性能が著しく低下します。工事前に構造図面と現状を確認し、撤去できる壁とできない壁をきちんと判断しなければなりません。
注意:「壁を抜いて広くしましょう」と軽く言う会社には慎重に。構造確認をしているかどうかを必ず聞いてください。
見た目だけ新しくして、断熱・気密には手をつけなかった場合、「きれいになったのに冬が寒い」「結露がひどい」という状態になります。壁を開ける工事をするタイミングは、断熱材を追加・改善する絶好の機会です。そのタイミングを逃すと、後から断熱改修をするには再び壁を壊す必要が出てきます。
注意:断熱については何も提案しない会社には注意が必要です。
キッチン・浴室・トイレ・洗面の改修では、防水処理が適切でないと数年以内に水漏れ・腐食・カビが発生します。見た目はきれいでも、下地の防水処理が甘ければ意味がありません。水回り工事は「仕上がりの見た目」より「下地と防水処理の丁寧さ」が重要です。
注意:施工中の写真や記録を残してくれる会社かどうかが、信頼の一つの目安になります。
古い建物の配管(給排水・ガス)をそのまま流用すると、数年後にトラブルが発生することがあります。特に鉄管・鉛管など古い素材の配管は、早めの交換が望ましいです。「配管はまだ使えそうだから触らない」という判断が、入居後のトラブルにつながることがあります。
注意:壁を